浄化食レッスン【19】
まとめ②
ココロとカラダが喜ぶキュイジーヌ
”浄化食レッスン”
〜Detoxification Program〜
●Therapist Mikiが専門医と栄養管理士の指導のもと、私自身の遺伝子結果に基づきからだのバランスを整えるため、2015年10月下旬〜2016年3月まで実施した食事療法お伝えします。
●健康(美)意識の高い方、自分の体としっかりと向き合いたい方、現在、健康指導などを受け”からだ改善”に取り組んでいる方の参考になれば幸いです。
●遺伝子検査でわかること、①〜⑱までの項目を順番にご紹介したあと、実践した具体的な食事内容のご紹介を致します。

「”浄化食レッスン”〜Detoxification Program 」
【これまでご紹介した内容】
①肥満度
②体内老化
③動脈硬化
④コレステロール
⑤高血圧
⑥高血糖
⑦血栓
⑧アレルギー
⑨歯周病
⑩骨粗しょう症
⑪関節症
⑫近視
⑬喫煙(副流煙)
⑭アルコール
⑮推奨されるライフスタイル一覧
⑯注意すべきライフスタイル一覧
⑰推奨される栄養素一覧
⑱遺伝子(SNP)とは
【まとめ②】
●推奨される栄養素
(ア行)
[アリシン]〜歯周病予防
にんにく たまねぎ ねぎ ニラ
[アルギニン]〜喫煙(副流煙)対策
鶏肉 えび 大豆 納豆
[アントシアン]〜近視対策
ブルーベリー ぶどう 黒豆 なす
[エラグ酸]〜高血糖対策
ざくろ ブラックベリー いちご ナッツ類
[L-カルニチン]〜肥満予防
カツオ マトン肉 ラム肉 牛肉
(カ行)
[カテキン]〜動脈硬化対策
緑茶 紅茶 ウーロン茶、番茶
[カプサイシン]〜肥満予防
とうがらし
[カリウム]〜高血圧予防
バナナ 里芋 アボガド ひじき
[グルコサミン/コンドロイチン]〜関節症
納豆 山芋 なめこ おくら
[コエンザイムQ10]〜肥満予防、体内老化対策
イワシ さば 豚肉 牛肉
(サ行)
[ショウガエキス]〜高血糖予防
しょうが
[水溶性食物繊維]〜高血糖予防
こんにゃく なめこ 山芋 海草類
[大豆イソフラボン]〜関節症予防
大豆 高野豆腐 納豆 味噌
[DHA/EPA]〜コレステロール対策、歯周病予防
さんま サバ まぐろ いわし
(タ行)
[低GI値食品]〜高血糖
春雨 蕎麦 玄米 全粒粉パスタ
(ナ行)
[ナイアシン]〜アルコール対策
緑黄色野菜 かつお さば レバー類
[ナットウキナーゼ]〜血栓予防、喫煙(副流煙)対策
納豆
(ハ行)
[ビタミンE]〜高血圧予防
とうがらし ナッツ類 抹茶 ごま
[ビタミンC]〜体内老化
ピーマン キャベツ バナナ ブロッコロー
[ビタミンB1]〜肥満予防
枝豆 うなぎ 豚バラにク 玄米
(マ行)
[マンガン]〜関節症対策
ショウガ ほうれん草 落花生 玄米
(ラ行)
[リコピン]〜体内老化
トマト ピンクグレープフルーツ スイカ 柿
●最後に、遺伝子(SNPスニップ)ってなに?
人間にとって重要なタンパク質が、筋肉や骨、臓器などを作っているのはご存知ですよね。タンパク質が人を作る重要な栄養素であること、これが材料となって人体を形成しています。遺伝子情報というのは、核酸を構成するの分子の中で「塩基部分」の配列や順番のことを「塩基配列」と言って、この配列は4種類あります。Aをアデニン、Gをグアニン、Cをシトシン、Tをチミン、この4種の塩基配列によって遺伝子情報が発現すると言われています。
●遺伝子はどこから?
人間の肉体レベルで考えるカラダの設計図は、元データとして細胞内に保存(刻印)されています。多くの場合、自分の父方、母方のタイプを引き継ぐと言われていますが、母方から受け継ぐ遺伝子もあれば、父方から男の子にだけ受け継がれる遺伝子もあるようですね。
●人の遺伝子の違いとは?
人間の遺伝子(SNPスニップ)は、99、9%が同じ遺伝子配列と言われています。ほぼ100%に近い数値ですが、残りの0、1%の違いで、人それぞれ個人差が生まれます。0、1%は、本当にわずかな違いのように思えますが、人間の遺伝子は、約1000万種類にものぼり、このわずかな違いが眼の色や髪の色、皮膚の色、体格差などを生み出しているようです。
ここでまでご紹介してきました「遺伝子情報に基づくデータ(検査結果)」は、このわずかな違いであるSNPスニップ(=一塩基多型)を調べた結果ということになります。
○Therapist Mikiの感想
遺伝子検査をするまでは「未知の領域」に足を踏み入れるようで、結果がとても楽しみでした。検査結果をこれまでの自分のカラダに起きた病気や私のカラダの持っている傾向や食の好みなど振り返ると、検査結果と合致している点も多くありました。
食については、私が好きな食べ物は、カラダがすでに欲していたということが確認でき、カラダが受け付けない食べ物は、(検査時においては)遺伝子的には不必要である、という考え方がわかったのは興味深いことです。食べ物は、人の肉体を作る、という考え方がベースにありますから、なんでも好き嫌いなくバランスよく食べた方が良い、とされてきたと思うのですが、その人が持っている遺伝子情報では、食べない方がよい、食べる必要がさほどない食べ物もある、ということですね。
また、何度かつぶやきましたが「エネルギーレベル」で考えると、これもまたその人に合う食べ物、合わない食べ物があるのですね。どう合わないか?というと人間や動物(植物も)エネルギー体である、という考えに基づいての発想ですが、エネルギーレベルが上がる食べ物、下がる食べ物があります。そして個人のエネルギーレベルが下がる食べ物があるということ、つまり、多くの人にとっては栄養価が高く良い食べ物であってもその人個人にとっては、エネルギーレベルを下げる食べ物があるということです。カラダの機能を弱めてしまう、と言った方がわかりやすいでしょうか。これはまた別の機会にお話します。
遺伝子の測定結果から分かることは、意識して生活の中で実践してきたこと(食事、睡眠、運動など)で、測定結果と合致している良い点についてはそのまま継続して、気をつけた方がいいなと思う検査結果についてはすぐに取り入れて改善していくこと、実践あるのみですね。
良いと思われる(推奨される)特に食事内容、そして運動の種類や強度については、遺伝子情報が裏付けとなりますからライフスタイルに取り入れて、無理のない程度に少しずつ変化させていけば、次第に体内の機能が活発になり(働きがよくなり)結果、その人が健康でいられるカラダを手にいられるということですね。年齢に関わらずカラダを意識した食生活や運動を何か1つでも取り入れれば、必ずカラダは「それ相応に」変化しはじめます。
カラダにとって「より良い環境とは何でしょう?」できることから、はじめてみてはいかがでしょうか。
ここでご紹介しました「遺伝子検査でわかること」は、遺伝子情報という固有のデータが、検査時において、ある意味その人の食事内容を決定します。これは食事でカラダを改善したいと考えている人にとっては非常に楽でもありますよね。その人に合ったものを食べるだけで良いわけですから。どの食材を選べば良いのか困ることもないですし、サプリメントも遺伝子結果から選ぶことができますから、とても効率的でもあります。
さて!次回からは、この遺伝子結果に基づいた実際の食事内容をご紹介致しますね。
タイトルにあります「浄化食レッスン」の食事内容は、私個人の遺伝子情報に基づいて考案したものではありますが、食事の「栄養素から考えるバランス」は非常に考慮されています。また摂取カロリーは、私の体格などの基準からおおよそ1日あたり1500Kcalに設定してあります。減量することだけが目的ではないため、それほど少ないカロリー設定でもなく、食事の量もちょっと足りない!と思うような量ではありません。
この「浄化食レッスン」では、体内の不要なものを取り去ること、流れを良くする、不要な物を取り去る、等の「ボディ・クリアリング」をコンセプトにしています。
不要なものが肉体に何らかの影響を与え、病気(病気予備軍)を招いていると考えて「肉体レベルでの浄化食レッスン」の内容となっています。
この先、肉体レベルでのお話から「エネル ギーレベルでのボディ・クリアリング」のお話へと進化させて参りますので、古い記事から順番にお読みいただければ幸いです。
This program is to be continued.
(注)ここでご紹介している内容は、私の個人データに基づいて作成された遺伝子検査の一部であり、株式会社サインポストのデータベースによるものです。遺伝子検査で「どのようなことがわかるのか?」を私個人の検査結果から抜粋してご紹介しています。